<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="yes"?><rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"><channel><title>To-Infinitive on Wordgent</title><link>https://wordgent.com/tags/to-infinitive/</link><description>Recent content in To-Infinitive on Wordgent</description><generator>Hugo -- gohugo.io</generator><language>ja-jp</language><lastBuildDate>Fri, 26 Jun 2026 00:00:00 +0000</lastBuildDate><atom:link href="https://wordgent.com/tags/to-infinitive/index.xml" rel="self" type="application/rss+xml"/><item><title>不定詞の名詞的用法 ― 「〜すること」を主語・目的語・補語に</title><link>https://wordgent.com/grammar/infinitive-noun/</link><pubDate>Fri, 26 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://wordgent.com/grammar/infinitive-noun/</guid><description>&lt;h2 id="することを文に置く"&gt;「〜すること」を文に置く
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/infinitives/" &gt;不定詞とは&lt;/a&gt;の記事で、不定詞（to + 動詞の原形）には、名詞的・形容詞的・副詞的という三つの働きがあると見ました。この記事では、その一つめ ── 動詞を名詞のように使う&lt;strong&gt;名詞的用法&lt;/strong&gt;を、くわしく見ていきます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;名詞的用法の不定詞は、「&lt;strong&gt;〜すること&lt;/strong&gt;」という意味を表します。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;To read&lt;/strong&gt; books is fun.（本を読むことは楽しい）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;I like &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt; books.（私は本を読むことが好きだ）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;My hobby is &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt; books.（私の趣味は本を読むことだ）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;どの文でも、to read books が「本を読むこと」という、一つの名詞のかたまりとして働いています。一つめは「読むこと（は）」と主語に、二つめは「読むこと（を）」と目的語に、三つめは「読むこと（だ）」と説明（補語）になっています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;つまり、名詞的用法の不定詞は、&lt;strong&gt;ふつうの名詞と同じように、文の中で使える&lt;/strong&gt;のです。&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/sentence-elements/" &gt;文の要素&lt;/a&gt;の記事で、名詞は主語（S）・目的語（O）・補語（C）になれると見ました。不定詞も「〜すること」という名詞のかたまりなので、まったく同じ三つの場所に入れます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;この記事では、まず名詞的用法のコア（§2）を押さえ、不定詞が入る三つの場所 ── 主語（§3）・目的語（§4）・補語（§5）── を順に見て、最後に、名詞的用法でいちばん迷う「to不定詞と動名詞の使い分け」（§6）を整理します。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="名詞的用法のコア--名詞が入る場所にそのまま入る"&gt;名詞的用法のコア ― 名詞が入る場所に、そのまま入る
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;名詞的用法を理解する鍵は、とてもシンプルです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;不定詞は「〜すること」という名詞のかたまりなので、名詞が入る場所に、そのまま入れる。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/sentence-elements/" &gt;文の要素&lt;/a&gt;の記事で見たとおり、名詞が文の中で果たす役割は、主に三つでした。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;主語（S）&lt;/strong&gt;：「〜は・〜が」。Music is fun.（音楽は楽しい）の Music&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;目的語（O）&lt;/strong&gt;：「〜を・〜に」。I like music.（音楽が好き）の music&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;補語（C）&lt;/strong&gt;：主語とイコールで結ばれる説明。My hobby is music.（趣味は音楽だ）の music&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;これらの位置には、ふつう名詞（music など）が入ります。そして、名詞的用法の不定詞「to + 動詞（〜すること）」も、名詞とまったく同じように、この三つの位置に入れるのです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;主語：&lt;strong&gt;To read&lt;/strong&gt; is fun.（読むことは楽しい）… music の位置に to read&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;目的語：I like &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt;.（読むことが好き）… music の位置に to read&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;補語：My hobby is &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt;.（趣味は読むことだ）… music の位置に to read&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;上の music を to read（読むこと）に置きかえただけ、と考えると分かりやすいでしょう。動詞 read のままでは、これらの名詞の位置に入れませんが、to を付けて「読むこと」という名詞のかたまりにすれば、堂々と主語にも目的語にも補語にもなれる ── これが、&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/infinitives/" &gt;不定詞とは&lt;/a&gt;で見た「to が動詞を名詞のように働かせる」ということの、具体的な姿です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それでは、三つの位置を一つずつ見ていきましょう。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="位置1--主語することは"&gt;位置1 ― 主語（〜することは）
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;まず、不定詞が&lt;strong&gt;主語&lt;/strong&gt;になる場合です。「〜することは」と、文の主語になります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;To learn&lt;/strong&gt; a language &lt;strong&gt;is&lt;/strong&gt; not easy.（言語を学ぶことは簡単ではない）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;To help&lt;/strong&gt; others &lt;strong&gt;makes&lt;/strong&gt; me happy.（他人を助けることは私を幸せにする）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;To learn a language（言語を学ぶこと）、To help others（他人を助けること）が、それぞれ文の主語になっています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ただし、実際の英語では、不定詞をそのまま主語に置く文は、少しかたい・あらたまった響きになります。なぜなら、主語が長くなって、「頭でっかち」な文になりがちだからです。To learn a language is not easy. は、主語の部分（To learn a language）が長く、動詞（is）がなかなか出てきません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そこで英語では、&lt;strong&gt;仮の主語 it を文頭に置き、長い不定詞を後ろに回す&lt;/strong&gt;言い方が好まれます。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;It&lt;/strong&gt; is not easy &lt;strong&gt;to learn&lt;/strong&gt; a language.（言語を学ぶことは簡単ではない）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;文頭の it が仮の主語として場所を埋め、本当の主語である to learn a language は後ろに回っています。意味は To learn a language is not easy. と同じですが、こちらのほうが、英語としては自然でよく使われます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;この「仮の主語 it」の構文は、英語でとても重要なテーマの一つです。ここでは「不定詞が主語のとき、it で受けて後ろに回すことが多い」とだけ押さえておきましょう。この it のくわしい仕組みは、別の記事であらためて扱います。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="位置2--目的語することを"&gt;位置2 ― 目的語（〜することを）
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;次に、不定詞が&lt;strong&gt;目的語&lt;/strong&gt;になる場合です。「〜することを」と、動詞の目的語になります。これは、名詞的用法のなかでも、とくによく使う形です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;I want &lt;strong&gt;to go&lt;/strong&gt; home.（家に帰ることを望む＝家に帰りたい）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;She decided &lt;strong&gt;to study&lt;/strong&gt; abroad.（彼女は留学することを決めた）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;We hope &lt;strong&gt;to see&lt;/strong&gt; you again.（またあなたに会うことを望む）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;want（望む）、decide（決める）、hope（望む）── これらの動詞の後ろで、不定詞が「〜することを」という目的語になっています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ここで、&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/infinitives/" &gt;不定詞とは&lt;/a&gt;で見たコアを思い出してください。不定詞の to は「&lt;strong&gt;→（これから向かう）&lt;/strong&gt;」というイメージを持っていました。目的語に不定詞をとる動詞には、want・decide・hope・plan・promise・expect のように、「&lt;strong&gt;これからのことに向かう&lt;/strong&gt;」意味の動詞が多くあります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;I &lt;strong&gt;want&lt;/strong&gt; to go.（これから行くことを望む）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;I &lt;strong&gt;plan&lt;/strong&gt; to travel.（これから旅行することを計画する）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;I &lt;strong&gt;promise&lt;/strong&gt; to help.（これから助けることを約束する）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;「望む」「計画する」「約束する」── どれも、まだ実現していない、これからのことに気持ちが向かっています。だから、「→（これから向かう）」イメージの不定詞と、相性がよいのです。コアをつかんでおくと、「なぜこの動詞は不定詞をとるのか」が、自然に納得できます。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="位置3--補語することだ"&gt;位置3 ― 補語（〜することだ）
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;三つめは、不定詞が&lt;strong&gt;補語&lt;/strong&gt;になる場合です。「〜することだ」と、主語を説明します。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;My dream is &lt;strong&gt;to become&lt;/strong&gt; a doctor.（私の夢は医者になることだ）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;Her job is &lt;strong&gt;to teach&lt;/strong&gt; English.（彼女の仕事は英語を教えることだ）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/sentence-pattern-basics/" &gt;基本的な文型&lt;/a&gt;の記事で、補語（C）は主語とイコール（＝）の関係になる、と見ました。ここでも同じです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;My dream &lt;strong&gt;=&lt;/strong&gt; to become a doctor（私の夢 ＝ 医者になること）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;Her job &lt;strong&gt;=&lt;/strong&gt; to teach English（彼女の仕事 ＝ 英語を教えること）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;「私の夢」と「医者になること」が、be動詞（is）でイコールに結ばれています。不定詞「〜すること」が、主語の中身を説明する補語になっているわけです。ここでも、不定詞が名詞のかたまりとして、補語の位置（ふつうは名詞が来る場所）にそのまま入っているのが分かります。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="to不定詞と動名詞の使い分け"&gt;to不定詞と動名詞の使い分け
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;名詞的用法で、いちばん迷うのがここです。「〜すること」を表す方法には、不定詞（to + 動詞）のほかに、&lt;strong&gt;動名詞（動詞 + -ing）&lt;/strong&gt; もあります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;to read（読むこと）… 不定詞&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;reading（読むこと）… 動名詞&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;どちらも「〜すること」で、主語・目的語・補語になれます。問題は、&lt;strong&gt;動詞の目的語&lt;/strong&gt;になるとき。動詞によって、「to不定詞しかとらない」「動名詞しかとらない」「どちらもとる」が分かれるのです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="使い分けのカギ--to-はこれから-ing-は実際に"&gt;使い分けのカギ ― to は「これから」、-ing は「実際に」
&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;ここで効くのが、&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/infinitives/" &gt;不定詞とは&lt;/a&gt;で見たコアの対比です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;to不定詞&lt;/strong&gt; … 「→（これから向かう）」。&lt;strong&gt;まだしていない・未来志向&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;動名詞（-ing）&lt;/strong&gt; … 「実際にしている・した」。&lt;strong&gt;現実・経験寄り&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;この感覚が、目的語の使い分けに、きれいに対応します。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;to不定詞をとる動詞&lt;/strong&gt;（これから・未来志向）&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;want, hope, decide, plan, promise, expect など。「これから〜することを」望む・決める動詞です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;I &lt;strong&gt;want to go&lt;/strong&gt;.（これから行きたい）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;She &lt;strong&gt;decided to leave&lt;/strong&gt;.（去ることを決めた）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;動名詞をとる動詞&lt;/strong&gt;（実際の行為・経験）&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;enjoy, finish, stop, mind, give up など。「実際にしている行為を」楽しむ・終える動詞です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;I &lt;strong&gt;enjoy reading&lt;/strong&gt;.（読むことを楽しむ＝実際に読んでいる）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;He &lt;strong&gt;finished eating&lt;/strong&gt;.（食べ終えた＝実際に食べた行為）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;「これから向かう」動詞は to、「実際の行為」を扱う動詞は -ing ── コアのイメージどおりに分かれています。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="両方とれて意味が変わる動詞"&gt;両方とれて、意味が変わる動詞
&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;さらにおもしろいのが、&lt;strong&gt;to不定詞も動名詞もとれるが、意味が変わる&lt;/strong&gt;動詞です。代表が remember, forget, stop, try です。ここでも「to＝これから／-ing＝した」の対比が、そのまま意味の差になります。&lt;/p&gt;
&lt;table&gt;
 &lt;thead&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;th&gt;動詞&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;to不定詞（これから）&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;動名詞（した・している）&lt;/th&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;/thead&gt;
 &lt;tbody&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;remember&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;remember &lt;strong&gt;to lock&lt;/strong&gt;（忘れずに鍵をかける＝これからすること）&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;remember &lt;strong&gt;locking&lt;/strong&gt;（鍵をかけたことを覚えている＝した行為）&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;forget&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;forget &lt;strong&gt;to call&lt;/strong&gt;（電話するのを忘れる＝これからすること）&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;forget &lt;strong&gt;calling&lt;/strong&gt;（電話したことを忘れる＝した行為）&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;stop&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;stop &lt;strong&gt;to smoke&lt;/strong&gt;（タバコを吸うために立ち止まる＝これからする）&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;stop &lt;strong&gt;smoking&lt;/strong&gt;（タバコを吸うのをやめる＝していた行為）&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;try&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;try &lt;strong&gt;to open&lt;/strong&gt;（開けようとする＝これから試みる）&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;try &lt;strong&gt;opening&lt;/strong&gt;（試しに開けてみる＝実際にやってみる）&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;
&lt;p&gt;たとえば stop。stop &lt;strong&gt;to&lt;/strong&gt; smoke は「（何かを中断して）これからタバコを吸うために立ち止まる」、stop &lt;strong&gt;smoking&lt;/strong&gt; は「（していた）喫煙をやめる」── to か -ing かで、意味が正反対近くまで変わります。これも、「to はこれから向かう／-ing は実際の行為」というコアで、すっきり説明できます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;なお、動名詞そのもの（-ing が名詞になる仕組みや、その全体像）については、別の記事でくわしく扱います。ここでは、「名詞的用法の不定詞には動名詞という相棒がいて、to＝これから／-ing＝実際に、で使い分ける」と押さえておきましょう。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="つまずきポイント"&gt;つまずきポイント
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;不定詞の名詞的用法で、間違えやすい点を整理します。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="つまずき1長い不定詞を主語の頭に置いたままにする"&gt;つまずき1：長い不定詞を、主語の頭に置いたままにする
&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;不定詞の主語が長いのに、頭でっかちな文のままにしてしまう（不自然ではないが、こなれない）パターンです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;ぎこちない：&lt;strong&gt;To finish this work by tomorrow&lt;/strong&gt; is impossible.&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;自然：&lt;strong&gt;It&lt;/strong&gt; is impossible &lt;strong&gt;to finish this work by tomorrow&lt;/strong&gt;.（明日までにこの仕事を終えるのは不可能だ）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;§3 のとおり、不定詞の主語が長いときは、仮の主語 it で受けて、不定詞を後ろに回すのが自然です。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="つまずき2動名詞をとる動詞にto不定詞を使う"&gt;つまずき2：動名詞をとる動詞に、to不定詞を使う
&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;enjoy, finish などの後ろに、不定詞を使ってしまう誤りです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;誤：I enjoy &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt;. / He finished &lt;strong&gt;to eat&lt;/strong&gt;.&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;正：I enjoy &lt;strong&gt;reading&lt;/strong&gt;. / He finished &lt;strong&gt;eating&lt;/strong&gt;.&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;§6 のとおり、enjoy・finish は「実際の行為」を扱う動詞なので、動名詞（-ing）をとります。「楽しむ・終える」対象は、これから向かうことではなく、実際の行為だからです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="つまずき3to不定詞をとる動詞に動名詞を使う"&gt;つまずき3：to不定詞をとる動詞に、動名詞を使う
&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;want, decide などの後ろに、動名詞を使ってしまう誤りです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;誤：I want &lt;strong&gt;going&lt;/strong&gt; home. / She decided &lt;strong&gt;leaving&lt;/strong&gt;.&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;正：I want &lt;strong&gt;to go&lt;/strong&gt; home. / She decided &lt;strong&gt;to leave&lt;/strong&gt;.&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;§6 のとおり、want・decide は「これから向かう」動詞なので、to不定詞をとります。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="つまずき4remember--forget-の-to-と--ing-を取り違える"&gt;つまずき4：remember / forget の to と -ing を取り違える
&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;意味が変わる動詞で、to と -ing を逆にしてしまう誤りです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;I remembered &lt;strong&gt;to lock&lt;/strong&gt; the door.（忘れずにドアに鍵をかけた＝これからすること）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;I remembered &lt;strong&gt;locking&lt;/strong&gt; the door.（ドアに鍵をかけたことを覚えていた＝した行為）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;§6 のとおり、これからすることなら to、した行為なら -ing です。「鍵をかけるのを忘れずに（to）」と「鍵をかけたのを覚えている（-ing）」を、意味で区別しましょう。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="まとめ早見表"&gt;まとめ早見表
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;不定詞の名詞的用法は、「〜すること」という名詞のかたまりとして、名詞の入る三つの場所に入ります。&lt;/p&gt;
&lt;table&gt;
 &lt;thead&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;th&gt;位置&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;意味&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;例文&lt;/th&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;/thead&gt;
 &lt;tbody&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;主語&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;〜することは&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;&lt;strong&gt;To read&lt;/strong&gt; is fun.（多くは It is &amp;hellip; to read.）&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;目的語&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;〜することを&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;I want &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt;.&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;補語&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;〜することだ&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;My hobby is &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt;.&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;
&lt;p&gt;目的語のときの、to不定詞と動名詞の使い分けは、次のとおりです。&lt;/p&gt;
&lt;table&gt;
 &lt;thead&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;th&gt;&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;to不定詞（これから向かう）&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;動名詞（実際の行為）&lt;/th&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;/thead&gt;
 &lt;tbody&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;とる動詞の例&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;want, hope, decide, plan&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;enjoy, finish, stop, mind&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;イメージ&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;まだしていない・未来&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;実際にしている・した&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;
&lt;p&gt;不定詞の名詞的用法は、難しく考える必要はありません。根っこにあるのは、**「to + 動詞は『〜すること』という名詞のかたまりになり、名詞が入る場所（主語・目的語・補語）にそのまま入る」**という一つの考え方です。そして、動名詞との使い分けも、&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/infinitives/" &gt;不定詞とは&lt;/a&gt;で見た「to＝これから向かう／-ing＝実際にしている」というコアで、すっきり整理できます。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="次に読むとよい記事"&gt;次に読むとよい記事
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;名詞的用法は、不定詞が名詞として働く使い方でした。不定詞の全体像や、ほかの用法も合わせて確認しておきましょう。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/infinitives/" &gt;不定詞とは&lt;/a&gt; ― 不定詞の全体像と、to の「→（これから向かう）」というコアイメージ&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/sentence-elements/" &gt;文の要素&lt;/a&gt; ― 不定詞が入る、主語（S）・目的語（O）・補語（C）という名詞の役割&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/sentence-pattern-basics/" &gt;基本的な文型&lt;/a&gt; ― 補語（C）が主語とイコールで結ばれる仕組み&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;</description></item><item><title>不定詞とは ― to + 動詞で「これから〜する」を名詞・形容詞・副詞に</title><link>https://wordgent.com/grammar/infinitives/</link><pubDate>Tue, 23 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://wordgent.com/grammar/infinitives/</guid><description>&lt;h2 id="動詞を別の働きで使いたい"&gt;動詞を、別の働きで使いたい
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;英語を組み立てていると、「動詞を、動詞以外の働きで使いたい」場面が出てきます。たとえば、「私は&lt;strong&gt;読むこと&lt;/strong&gt;が好きだ」と言いたいとき。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;I like &amp;hellip; （私は…が好きだ）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;この like の後ろには、「好きな対象」＝名詞が来ます。I like music.（音楽が好き）のように。では、「&lt;strong&gt;読むこと&lt;/strong&gt;」を置きたいときは、どうすればよいでしょうか。「読む」は動詞 read ですが、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;誤：I like &lt;strong&gt;read&lt;/strong&gt;.&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;read をそのまま置くことはできません。read は動詞であって、「読むこと」という名詞ではないからです。動詞を、名詞のように使う ── そのための仕掛けが、この記事で扱う&lt;strong&gt;不定詞&lt;/strong&gt;です。正しくは、こうなります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;正：I like &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt;.（私は読むことが好きだ）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;read の前に &lt;strong&gt;to&lt;/strong&gt; を付けた &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt; が、「読むこと」という名詞のような働きをして、like の対象になっています。この &lt;strong&gt;to + 動詞&lt;/strong&gt; の形が不定詞です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/parts-of-speech/" &gt;品詞&lt;/a&gt;の記事で、単語には名詞・動詞・形容詞・副詞といった種類（品詞）があると見ました。不定詞のすごいところは、&lt;strong&gt;動詞を、名詞や形容詞や副詞のように働かせられる&lt;/strong&gt;点です。動詞一つあれば、to を付けるだけで、文の中でいろいろな役割を果たせるようになります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;この記事は、不定詞の全体像をつかむための総論です。まず不定詞の形（§2）とコアイメージ（§3）を押さえ、三つの用法の全体像（§4）、そして to のない「原形不定詞」（§5）を整理します。一つひとつの用法のくわしい使い方は、別の記事であらためて深く扱います。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="不定詞とは--to--動詞の原形"&gt;不定詞とは ― to ＋ 動詞の原形
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;不定詞の形は、とてもシンプルです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;to ＋ 動詞の原形&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;to の後ろに、動詞の原形（変化していない、素の形）を置きます。to read、to go、to eat、to be ── どれも不定詞です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ここで大事なのは、to の後ろが必ず&lt;strong&gt;原形&lt;/strong&gt;だということです。&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/auxiliary-verbs/" &gt;助動詞とは&lt;/a&gt;の記事で、助動詞の後ろは原形になる、と見ました。それは、後ろの動詞が「動作そのもの（素の形）」を表すからでした。不定詞の to も同じで、後ろには動作の素の形＝原形が来ます。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;正：to &lt;strong&gt;read&lt;/strong&gt;（to の後ろは原形）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;誤：to &lt;strong&gt;reads&lt;/strong&gt; / to &lt;strong&gt;read&lt;/strong&gt;ing / to &lt;strong&gt;read&lt;/strong&gt;（過去形）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;主語が三人称単数でも（to reads ではない）、過去のことでも（to read の過去形にはしない）、不定詞の形は to read のまま変わりません。「主語や時制によって形が変わらない＝定まっていない」ことから、「&lt;strong&gt;不&lt;/strong&gt;定詞（形が定まらない詞）」と呼ばれます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;なぜ、to を付けるだけで、動詞が名詞や形容詞のように働けるのでしょうか。その秘密は、to という語が持つ「あるイメージ」にあります。次の節で見ていきましょう。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="不定詞のコアイメージ--to-はこれから向かう"&gt;不定詞のコアイメージ ― to は「→（これから向かう）」
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;to を付けると動詞がいろいろな働きをできるのは、to という語が持つ&lt;strong&gt;コアイメージ&lt;/strong&gt;のおかげです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/verbs-with-or-without-to/" &gt;to と for の使い分け&lt;/a&gt;の記事で見たとおり、前置詞の to には「&lt;strong&gt;ある地点へ向かって到達する&lt;/strong&gt;」という方向のイメージ ── いわば「&lt;strong&gt;→&lt;/strong&gt;」── があります。go to school（学校へ向かう）、give it to him（彼の方へ渡す）の to です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;不定詞の to も、この「→」のイメージを受け継いでいます。&lt;strong&gt;to + 動詞&lt;/strong&gt;は、「&lt;strong&gt;その動作へ向かう&lt;/strong&gt;」という感覚を持つのです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;to read … 「読む」という動作へ向かう（→ read）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;to go … 「行く」という動作へ向かう（→ go）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;この「これから動作へ向かう」というイメージから、不定詞には大事なニュアンスが生まれます。それは、「&lt;strong&gt;これから・まだ実現していない・未来志向&lt;/strong&gt;」という感覚です。「向かう」のですから、まだそこには到達していない ── これからすること、という色合いを帯びるのです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;I want &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt; this book.（この本を読みたい）… これから「読む」ことへ向かう願望&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;I decided &lt;strong&gt;to go&lt;/strong&gt;.（行くことに決めた）… これから「行く」ことへ向かう決意&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;want（〜したい）、decide（決める）、hope（望む）、plan（計画する）── これらの「これからのことに向かう」動詞が、後ろに不定詞をとるのは、不定詞の「→（これから向かう）」イメージとぴったり合うからです。&lt;/p&gt;

 &lt;blockquote&gt;
 &lt;p&gt;&lt;strong&gt;なるほどコラム：不定詞（to）と動名詞（-ing）の違い&lt;/strong&gt;
動詞を名詞のように使う方法には、不定詞（to read）のほかに、&lt;strong&gt;動名詞（reading）&lt;/strong&gt; という -ing の形もあります。この二つは、しばしばニュアンスが違います。ざっくり言うと、不定詞（to）は「&lt;strong&gt;これから向かう&lt;/strong&gt;」未来志向、動名詞（-ing）は「&lt;strong&gt;実際にしている・した&lt;/strong&gt;」という現実・経験寄りのイメージです。たとえば I stopped to smoke.（タバコを吸うために立ち止まった＝これから吸う）と、I stopped smoking.（タバコを吸うのをやめた＝していた行為をやめた）では、意味がはっきり変わります。この to と -ing の違いは、別の記事（動名詞）でくわしく扱います。ここでは「不定詞の to は、これから向かうイメージ」とだけ押さえておきましょう。&lt;/p&gt;

 &lt;/blockquote&gt;
&lt;h2 id="三つの用法の全体像"&gt;三つの用法の全体像
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;不定詞（to + 原形）は、文の中で三つの働きをします。動詞を&lt;strong&gt;名詞・形容詞・副詞&lt;/strong&gt;のいずれかのように使う、というものです。まずは全体像を、一覧でつかみましょう。&lt;/p&gt;
&lt;table&gt;
 &lt;thead&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;th&gt;用法&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;働き&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;意味&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;例文&lt;/th&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;/thead&gt;
 &lt;tbody&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;名詞的用法&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;名詞のように（主語・目的語・補語）&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;〜すること&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;I like &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt;.（読むことが好き）&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;形容詞的用法&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;形容詞のように（名詞を修飾）&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;〜すべき・〜するための&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;I have a book &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt;.（読むべき本がある）&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;副詞的用法&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;副詞のように（動詞・文を修飾）&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;〜するために など&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;I came &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt;.（読むために来た）&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;
&lt;p&gt;同じ to read でも、文の中での働きによって、三つの顔を持つことがわかります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;名詞的&lt;/strong&gt;：to read が「読むこと」という名詞のかたまりになり、like の対象（目的語）になっている。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;形容詞的&lt;/strong&gt;：to read が「読むべき」と、前の名詞 a book を後ろから説明している。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;副詞的&lt;/strong&gt;：to read が「読むために」と、came（来た）という動詞の目的を説明している。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;これらはどれも、§3 で見た「to ＝ 動作へ向かう（→）」というコアから生まれています。「読むことへ向かう」気持ちが、名詞のかたまり（読むこと）にも、名詞の説明（読むべき）にも、行為の目的（読むために）にもなる、というわけです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それぞれの用法は、さらにくわしく見ていく価値があります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;名詞的用法&lt;/strong&gt;（〜すること）── 主語・目的語・補語になる使い方。別記事でくわしく扱います。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;形容詞的用法&lt;/strong&gt;（〜すべき・〜するための）── 名詞を後ろから修飾する使い方。別記事でくわしく扱います。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;副詞的用法&lt;/strong&gt;（〜するために・〜して）── 目的・原因・結果などを表す使い方。別記事でくわしく扱います。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;この総論では、「不定詞には名詞的・形容詞的・副詞的の三つの働きがあり、どれも to の『→』から生まれている」という全体像を、しっかりつかんでおきましょう。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="原形不定詞--to-のない不定詞"&gt;原形不定詞 ― to のない不定詞
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;これまで見てきた不定詞は、すべて「to + 原形」の形でした。ところが、英語には&lt;strong&gt;to が付かない不定詞&lt;/strong&gt;もあります。これを&lt;strong&gt;原形不定詞&lt;/strong&gt;と呼びます。動詞の原形が、そのまま不定詞の働きをするものです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;原形不定詞が登場する代表的な場面が、&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/causative-verbs/" &gt;使役動詞&lt;/a&gt;と&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/perception-verbs/" &gt;知覚動詞&lt;/a&gt;の後ろです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;使役動詞：I made him &lt;strong&gt;go&lt;/strong&gt;.（私は彼を行かせた）… make + 人 + 原形&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;知覚動詞：I saw her &lt;strong&gt;dance&lt;/strong&gt;.（私は彼女が踊るのを見た）… see + 人 + 原形&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;made him to go、saw her to dance とはせず、to のない原形 go、dance を使います。これらの動詞では、なぜ to が落ちるのでしょうか。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;理由は、&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/perception-verbs/" &gt;知覚動詞&lt;/a&gt;の記事でも触れたように、使役・知覚の動詞では、「させる／見る」動作と、その後の動作（行く・踊る）が、&lt;strong&gt;ほぼ同時に・一体となって&lt;/strong&gt;起こるからです。「→（これから向かう）」という to のもつ時間差・隔たりがなじまないため、to が落ちて、動作がじかに続く原形になる、と考えられます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;原形不定詞のくわしい使い方 ── どの動詞が原形不定詞をとるか、知覚動詞での原形と -ing の違いなど ── は、それぞれ&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/causative-verbs/" &gt;使役動詞&lt;/a&gt;・&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/perception-verbs/" &gt;知覚動詞&lt;/a&gt;の記事で扱っています。ここでは、「to のない不定詞（原形不定詞）もあり、使役・知覚動詞の後ろで使う」と押さえておきましょう。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="つまずきポイント"&gt;つまずきポイント
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;不定詞で間違えやすい点を整理します。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="つまずき1to-の後ろを原形にしない"&gt;つまずき1：to の後ろを原形にしない
&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;to の後ろに、-ing や三単現の s、過去形を付けてしまう誤りです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;誤：I want to &lt;strong&gt;going&lt;/strong&gt;. / He likes to &lt;strong&gt;reads&lt;/strong&gt;. / I tried to &lt;strong&gt;went&lt;/strong&gt;.&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;正：I want to &lt;strong&gt;go&lt;/strong&gt;. / He likes to &lt;strong&gt;read&lt;/strong&gt;. / I tried to &lt;strong&gt;go&lt;/strong&gt;.&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;§2 のとおり、to の後ろは必ず原形です。主語が三人称単数でも、過去のことでも、to read のように原形のままにします。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="つまずき2助動詞の後ろに-to-を付ける"&gt;つまずき2：助動詞の後ろに to を付ける
&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;助動詞（can, will など）の後ろに、不定詞のつもりで to を付けてしまう誤りです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;誤：I can &lt;strong&gt;to swim&lt;/strong&gt;. / She will &lt;strong&gt;to come&lt;/strong&gt;.&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;正：I can &lt;strong&gt;swim&lt;/strong&gt;. / She will &lt;strong&gt;come&lt;/strong&gt;.&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/auxiliary-verbs/" &gt;助動詞とは&lt;/a&gt;で見たとおり、助動詞の後ろは「to なしの原形」です。不定詞の to は付けません。can to swim ではなく can swim です。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="つまずき3前置詞の-to-と混同して原形にする"&gt;つまずき3：前置詞の to と混同して原形にする
&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;不定詞の to（後ろは原形）と、前置詞の to（後ろは名詞・動名詞）を、取り違える誤りです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;不定詞の to：I want &lt;strong&gt;to go&lt;/strong&gt;.（go は原形）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;前置詞の to：I look forward &lt;strong&gt;to seeing&lt;/strong&gt; you.（to の後ろは動名詞 seeing）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;look forward to ~（〜を楽しみにする）の to は、不定詞ではなく前置詞です。前置詞の後ろは名詞か動名詞なので、to seeing（to see ではない）になります。同じ to でも、不定詞か前置詞かで後ろの形が変わるので、注意しましょう（前置詞の to をとる表現は、出てきたときに個別に覚えれば十分です）。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="つまずき4原形不定詞のところに-to-を入れる"&gt;つまずき4：原形不定詞のところに to を入れる
&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;使役・知覚動詞の後ろに、to を付けてしまう誤りです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;誤：I made him &lt;strong&gt;to go&lt;/strong&gt;. / I saw her &lt;strong&gt;to dance&lt;/strong&gt;.&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;正：I made him &lt;strong&gt;go&lt;/strong&gt;. / I saw her &lt;strong&gt;dance&lt;/strong&gt;.&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;§5 のとおり、使役動詞・知覚動詞の後ろは、to のない原形不定詞です。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="まとめ早見表"&gt;まとめ早見表
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;不定詞は、「to ＝ 動作へ向かう（→）」というコアから、動詞を名詞・形容詞・副詞として使えるようにするものでした。&lt;/p&gt;
&lt;table&gt;
 &lt;thead&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;th&gt;用法&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;働き&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;意味&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;例文&lt;/th&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;/thead&gt;
 &lt;tbody&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;名詞的&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;名詞のように&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;〜すること&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;I like &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt;.&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;形容詞的&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;名詞を修飾&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;〜すべき・するための&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;a book &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;副詞的&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;動詞・文を修飾&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;〜するために など&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;I came &lt;strong&gt;to read&lt;/strong&gt;.&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;
&lt;p&gt;不定詞には、形の上でも二種類あります。&lt;/p&gt;
&lt;table&gt;
 &lt;thead&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;th&gt;種類&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;形&lt;/th&gt;
 &lt;th&gt;使う場所&lt;/th&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;/thead&gt;
 &lt;tbody&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;to不定詞&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;to + 原形&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;上の三用法（名詞的・形容詞的・副詞的）&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;tr&gt;
 &lt;td&gt;原形不定詞&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;原形のみ（to なし）&lt;/td&gt;
 &lt;td&gt;使役動詞・知覚動詞の後ろ&lt;/td&gt;
 &lt;/tr&gt;
 &lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;
&lt;p&gt;不定詞は、三つの用法をバラバラに丸暗記するものではありません。根っこにあるのは、**「to は『→（これから動作へ向かう）』というイメージを持ち、動詞を名詞・形容詞・副詞として使えるようにする」**という一つの考え方です。「読むことへ向かう」気持ちが、名詞（読むこと）にも、名詞の説明（読むべき）にも、目的（読むために）にもなる ── この to の「→」を意識すれば、不定詞の三つの顔は、一本につながって見えてきます。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="次に読むとよい記事"&gt;次に読むとよい記事
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;不定詞は、動詞を別の品詞のように使う仕掛けでした。土台や、くわしい用法を合わせて確認しておきましょう。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/parts-of-speech/" &gt;品詞&lt;/a&gt; ― 名詞・動詞・形容詞・副詞という、不定詞が「変身する先」になる品詞の基礎&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/causative-verbs/" &gt;使役動詞&lt;/a&gt; ― make / have / let の後ろで使う、to のない原形不定詞&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/perception-verbs/" &gt;知覚動詞&lt;/a&gt; ― see / hear / feel の後ろで使う、原形不定詞と -ing の違い&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/verbs-with-or-without-to/" &gt;to と for の使い分け&lt;/a&gt; ― 不定詞の to のもとになった、前置詞 to の「→」のイメージ&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/infinitive-noun/" &gt;不定詞の名詞的用法&lt;/a&gt; ― 「〜すること」を主語・目的語・補語に使う、名詞的用法の深掘り&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;</description></item></channel></rss>