一文でいうと
自動詞とは目的語を必要としない動詞、他動詞とは目的語を必要とする動詞のことです。
動作が自分だけで完結するのが自動詞(例:run 走る)、動作の対象を必要とするのが他動詞(例:eat 〜を食べる)です。同じ動詞が使い方によって両方の顔を持つこともあります。
どう捉えるか
自動詞と他動詞は、「その動作に、向かう先(対象)が必要かどうか」で捉えるとわかりやすくなります。動作が主語の中で完結するなら自動詞、動作が誰か・何かに及ぶなら他動詞です。
- I run every morning.(毎朝走る)→ 走る動作は自分で完結。目的語なし=自動詞
- I eat breakfast.(朝食を食べる)→ 食べる対象が必要。breakfast が目的語=他動詞
ここで重要なのが前置詞です。自動詞は目的語を直接とれないため、対象を続けたいときは前置詞を挟みます。他動詞は前置詞なしで直接目的語をとります。
- I listen to music.(音楽を聞く)→ listen は自動詞なので to が必要
- I hear music.(音楽が聞こえる)→ hear は他動詞なので直接つづく
「対象の前に前置詞が要るか」も、自動詞か他動詞かを見抜く手がかりになります。
よくある混同:自動詞と他動詞の見分け方
同じ意味に見える動詞でも、自動詞と他動詞で形が変わるため混同しやすいのですが、目的語の有無で判定できます。目的語を前置詞なしで直接とれるなら他動詞、とれない(前置詞が要る)なら自動詞です。
| 例文 | 説明 | |
|---|---|---|
| 誤 | I discuss about the plan.(その計画について話し合う) | discuss は他動詞。about は不要 |
| 正 | I discuss the plan.(その計画を話し合う) | 目的語を直接とる他動詞 |
| 正 | I talk about the plan.(その計画について話す) | talk は自動詞なので about が必要 |
discuss(他動詞)と talk(自動詞)のように、意味が近くても型が違う動詞があります。前置詞が要るかどうかを動詞ごとに押さえるのがコツです。
まとめ
| 項目 | 自動詞 | 他動詞 |
|---|---|---|
| 目的語 | とらない | とる |
| 対象を続けるとき | 前置詞が必要 | 前置詞なしで直接 |
| 例 | run / listen to / talk about | eat / hear / discuss |
| 見分けの軸 | 動作が自分で完結する | 動作が対象に及ぶ |
次に読むとよい記事
自動詞・他動詞は、前置詞の要否とセットで理解すると使い分けが安定します。