一文でいうと
動名詞とは、動詞に -ing をつけることで、名詞の働きをさせた形のことです。
「泳ぐこと」「読むこと」のように、動作を名詞のように扱えます。Swimming is fun.(泳ぐことは楽しい)の Swimming が動名詞で、文の主語になっています。動詞でありながら、名詞の位置に入れるのが特徴です。
どう捉えるか
動名詞は「動作を、実体のある一つの“こと”としてパッケージしたもの」と捉えるとわかりやすくなります。-ing には「実際に行われている動作」という手応えがあり、それを名詞としてひとまとめにするイメージです。
- Reading is important.(読むことは大切だ)→ 主語になる名詞的な働き
- I enjoy reading.(読むことを楽しむ)→ 目的語になる名詞的な働き
動名詞は名詞と同じく、主語・目的語・補語の位置に入れます。「読書」という一つの活動を指すように、動作を名詞としてまるごと扱えるのがポイントです。
よくある混同:現在分詞との見分け方
動名詞と現在分詞は、どちらも同じ -ing形なので非常に混同しやすいのですが、働きがまったく違います。動名詞は名詞のように働き(主語・目的語になる)、現在分詞は形容詞のように働きます(修飾・進行)。
| 例文 | -ing の役割 | |
|---|---|---|
| 動名詞 | Sleeping is important.(眠ることは大切だ) | 主語になる名詞的な働き |
| 現在分詞 | a sleeping baby(眠っている赤ちゃん) | baby を修飾する形容詞的な働き |
見分けるコツは、「その -ing が名詞の代わりになっているか(名詞的)、名詞を説明しているか(形容詞的)」を問うことです。主語や目的語の位置にあれば動名詞、名詞を修飾したり be の後で進行を表していれば現在分詞です。
まとめ
| 項目 | 動名詞 | 現在分詞 |
|---|---|---|
| 形 | 動詞 + ing | 動詞 + ing(形は同じ) |
| 働き | 名詞的(主語・目的語) | 形容詞的(修飾・進行) |
| 例 | Running is fun. | a running dog / is running |
| 判定のコツ | 名詞の代わりになっているか | 名詞を説明しているか |
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動名詞は、to不定詞との使い分けとセットで学ぶと理解が深まります。