先行詞とは?― 関係代名詞が指し示す前の名詞

先行詞とは、関係代名詞が指し示す、前に置かれた名詞のことです。関係代名詞に説明される側の名詞を指します。どれが先行詞かを見抜くコツまで、理由から簡潔に解説します。

一文でいうと

先行詞とは、関係代名詞が指し示す、前(先)に置かれた名詞のことです。

I have a friend who lives in Tokyo.(東京に住んでいる友達がいる)では、who が指しているのは a friend です。この a friend が先行詞です。関係代名詞に説明される側の名詞、と考えるとわかりやすくなります。

どう捉えるか

先行詞は、その名の通り「関係代名詞より“先”に置かれた名詞」です。関係代名詞は必ず何かの名詞を受けて説明しますが、その受けられる名詞が先行詞です。

  • The book which I bought was interesting.(私が買った本は面白かった)

ここで which が受けているのは The book です。「私が買った」という説明が、どの名詞にかかっているかを示すのが先行詞の役割です。関係代名詞と先行詞は、指す・指されるの関係でつねにペアになっています。

先行詞は人・もの・動物など何でもなり得ますが、その種類によって使える関係代名詞が変わります(人なら who、ものなら which など)。つまり先行詞が、後ろの関係代名詞の選択も左右します。

よくある混同:どれが先行詞かの見分け方

先行詞は「関係代名詞の直前の名詞」と機械的に覚えると、取り違えることがあります。先行詞は必ずしも直前の名詞とは限らず、意味のうえで関係代名詞が説明している名詞を選ぶ必要があります。

例文説明
the door of the house which is red … の先行詞を house と即断直前だからと機械的に決めている
「赤いのはドアか家か」を意味で判断して先行詞を決める文意に合う名詞を先行詞にする

見分けるコツは、「関係代名詞以降の説明が、どの名詞についての話か」を意味で確かめることです。位置だけで決めず、内容が自然につながる名詞を先行詞と判断します。

まとめ

項目先行詞関係代名詞
正体説明される側の名詞説明する側の語
位置関係代名詞より前先行詞より後
関係指される指す
例(a friend who…)a friendwho

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先行詞は、関係代名詞とペアで働きます。両方を合わせて確認すると理解が固まります。