<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="yes"?><rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"><channel><title>コラム on Wordgent</title><link>https://wordgent.com/column/</link><description>Recent content in コラム on Wordgent</description><generator>Hugo -- gohugo.io</generator><language>ja-jp</language><lastBuildDate>Thu, 16 Jul 2026 00:00:00 +0000</lastBuildDate><atom:link href="https://wordgent.com/column/index.xml" rel="self" type="application/rss+xml"/><item><title>留学経験なしの社会人が、英文法の学び直しで英語を組み立てられるようになるまで</title><link>https://wordgent.com/column/english-relearning-story/</link><pubDate>Thu, 16 Jul 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://wordgent.com/column/english-relearning-story/</guid><description>&lt;h2 id="転職が英語の学び直しの始まりだった"&gt;転職が、英語の学び直しの始まりだった
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;英語を学び直すことになったきっかけは、外資系企業への転職でした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;先に白状しておくと、留学経験はありません。英語の特別な経歴もなし。学生時代の英語も、正直、得意とは言えませんでした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それでも、仕事は待ってくれないんですよね。会議は英語。メールも英語。社内教育の資料まで英語。入社した瞬間、英語が「いつかやりたいもの」から「今日を乗り切るために必要なもの」に変わりました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;当時の私は、とにかく時間がかかりました。同僚が数分で読み終えるメールを、辞書と翻訳ツールを往復しながら読む。会議の内容を、後から資料で確認し直す。気づけば残業が当たり前になっていました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今でも覚えているのが、会議の後に届くメールです。会議の細かい内容が聞き取れていないので、「例の件、進めてください」と連絡が来ても——何それ? そんな話してた?&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そのたびに、恥を忍んで同僚に聞きに行く。この繰り返しでした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;悔しい。そして恥ずかしい。振り返れば、この二つの感情が私の学び直しの出発点でした。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="google翻訳に頼った日々とその限界"&gt;Google翻訳に頼った日々と、その限界
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;当時は今ほどAIが進化していなかったので、頼みの綱はGoogle翻訳でした。届いた英文メールを貼り付けて日本語に。返信は日本語で書いて英語に変換。この往復で、メールのやり取りはなんとか回っていました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;……回っている、つもりでした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;翻訳ツールが返してくれるのは「直訳」です。一文一文の意味はなんとなく取れる。でも、会話の流れや相手の意図まではつかめない。気づかないうちに、ずれた返事を重ねてしまう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;忘れられない出来事があります。社内サーバーのメンテナンスについて、チャットで打ち合わせをしていたときのことです。ITの専門用語と英語のダブルパンチで、私は何の話をしているのか、探り探りついていくのがやっと。的を外した返答を重ねた末に、相手から返ってきたのは、こういう趣旨の一言でした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「こちらでいいようにやっておくから、大丈夫」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;——諦められたんです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;怒られたわけじゃない。責められてもいない。ただ、「この人に説明するより、自分でやったほうが早い」と判断された。あのときの、悔しいような情けないような感覚は、今でもはっきり思い出せます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;翻訳ツールは、単語や文は置き換えてくれます。でも「相手が何を言おうとしているのか」を理解する力までは、代わってくれない。このままでは、仕事で信頼される英語にはたどり着けない——認めざるを得ませんでした。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="なぜ文法だったのか"&gt;なぜ「文法」だったのか
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;さて、何をやり直すか。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;単語を覚え直す。フレーズ集を暗記する。いろいろ考えました。でも私が選んだのは、英文法でした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;理由は単純です。私がつまずいていたのは「単語がわからない」ことじゃなく、**「文の組み立てがわからない」**ことだったからです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;単語は、辞書を引けばわかるんです。でも、その単語たちがどういう順序で、どういう理屈でつながって意味を作っているのか。そこがわからないから、直訳の域を出られない。会話の流れも、相手の意図も、文の構造がつかめなければ見えてこない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;文法を学び直して変わったのは、まさにここでした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;文法から意味を理解できるようになると、直訳ではなく、&lt;strong&gt;文が伝えようとしている本質&lt;/strong&gt;を捉えられるようになっていきました。英文メールなら、構造がわかるので「どこが要件で、どこが背景説明か」を読み分けられる。書くほうも、よく使う構文を自分の中でテンプレート化できるので、ゼロから翻訳ツールに頼らなくても組み立てられる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;メール処理の時間は目に見えて短くなり、仕事は少しずつスムーズに回り始めました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;学校で丸暗記させられた、あの退屈なルール集。それが実は、&lt;strong&gt;文の意味を根本から理解するための、いちばんの近道&lt;/strong&gt;だった——遠回りの末にたどり着いた、私の結論です。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="社会人の時間で実際にやったこと"&gt;社会人の時間で、実際にやったこと
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;とはいえ、社会人に机に向かう時間はそう多くありません。私がやったのは、特別なことではなく「隙間時間で毎日英語に触れる」工夫でした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;英単語はアプリでゲーム感覚に。&lt;/strong&gt; 通勤時間にちょうどいい。「勉強するぞ」と構えると続かないので、ゲームのつもりでこなしました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;気になる英文は、時間をかけてでも読み解く。&lt;/strong&gt; 仕事で出会った一文でも、記事の一節でも、「なぜこの形でこの意味になるんだろう?」と引っかかったものは、納得するまで調べる。この「一文をしゃぶり尽くす」時間が、文法の理解を一番深めてくれた気がします。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;文法問題は、声に出しながら解く。&lt;/strong&gt; 目で追うだけより、口を動かしたほうが定着しました。声に出せない電車の中では、頭の中で音読します。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;ネイティブの会話を聞く。&lt;/strong&gt; 聞き取れなくても、とにかく耳に入れる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;どれも地味です。でも、続けるうちに気づいたことがあります。大事なのは1日の量じゃなく、&lt;strong&gt;毎日触れること&lt;/strong&gt;。3日分をまとめて3時間やるより、10分でも毎日のほうが、確実に前に進みました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="変わったことまだ苦手なこと"&gt;変わったこと、まだ苦手なこと
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;文法の学び直しで、仕事の英語は確実に変わりました。メールは自分の言葉で組み立てられるようになり、処理は速くなり、あの「探り探りの返信」からは卒業できました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;……と、きれいに締めたいところですが、正直に書きます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;リモート会議の聞き取りは、今でも苦手です。&lt;/strong&gt; 音質が悪く、早口で、複数人が重なって話す英語。あれは今も、身構えます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それでも、以前との違いははっきりあります。文の組み立てがわかっているので、部分的にしか聞き取れなくても「構造から推測して」ついていける。全滅はしなくなりました。そして何より、「聞き取れなかった」で終わらせず、なぜ聞き取れなかったのかを考えて、次の学びにつなげられるようになりました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;英語の学び直しに、「完成」はないんだと思います。私も、まだ途中です。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="同じ場所にいる人へ"&gt;同じ場所にいる人へ
&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;留学経験がなくても、英語の経歴がなくても、社会人からのやり直しでも——文法から学び直せば、英語は「自分で組み立てられるもの」になります。これは理屈ではなく、私自身が通ってきた実感です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;Wordgent は、その経験から生まれたサイトです。あのとき私がほしかった「なぜそうなるのかを、理由から説明してくれる場所」を、かつての私と同じ場所でつまずいている人のために作っています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;もしあなたが今、翻訳ツールと残業の間で消耗しているなら。まずは&lt;a class="link" href="https://wordgent.com/grammar/" &gt;英文法ポータル&lt;/a&gt;を覗いてみてください。丸暗記ではない、「なるほど、だからか」から始まる学び直しを、ここに用意しています。&lt;/p&gt;
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